鉄4路線廃止決定 利用者ら隠せぬショック

 

 岐阜市内線など四路線の廃止が事実上、決まったことは、路線を利用していた人たちの間に波紋を起こしている。

 

 路面電車存続を訴えていた「全国路面電車ネットワーク」の実行委員を務めた「岐阜未来研究団」の堀達哉代表(37)は「もったいない」と感想を話す。以前、堀代表らが、路面電車利用者ら千人ほどにアンケートを取ったところ、路面電車利用者の多くは岐阜市の柳ヶ瀬地区に買い物に行っているという。堀代表は「路面電車は経済的の活性化にも貢献しているんです」と残念そうだ。

 

 沿線にある学校関係者もショックを隠しきれない。千九十人の全校生徒のうち百七十五人が揖斐線を利用している岐阜高専(本巣市)の高原清志副校長は「交通弱者を助けるのが行政だと祈る気持ちだったが、非常に残念だ」と話す。

 

 新岐阜駅前から美濃北方駅まで揖斐線を利用する、岐阜高専電子制御工学科五年今枝由美さん(19)は「五年間乗り続けたので、ショックです。車中で友達と会話したり、眠ったりして、結構、快適だったのに」と話していた。