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IV.今後の展開

:都市のディスプレイ媒体としての路面電車の意義を詰める。

街を見せ、街での居場所を見つけさせる、

都市内部のディスプレイ媒体。

街は様々に楽しさを表現する、小さな楽しさそれぞれのディスプレイの巨大な集合体である。成熟した都市はいろんな要素がその楽しさをアピールする。が、昔なら足で見つけた街の楽しさのタネも、今や「便利」や「おトク」や「情報」の影にかくれて見えにくい。それでも見せ方を工夫し、その様子をいかに掴ませるかで来訪者の街の見え方は変わる。

路面電車のもつ、おおらかな乗降を許す構造、しっかりとした足取り、広い内部空間、明らかな路線配置や料金体系が、訪れる人達にとって「街になじむ」足掛りとなる点を評価し、電車がある街に注目してきた。街を走り抜ける路面電車は、すでに街の楽しみのカケラをたくさん見せてくれている。そこに市街地活性化には路面電車のもつ「街の楽しさを掴みやすくする要素」をもっと育むべきだと訴えるポイントがあった。


展覧会を通して、まず問いかけた。

さらに路面電車の面白さをアピールしたい。

私たちは今回、展覧会という場でアイデアを持ちより市民にボールを投げ掛ける形となった。既存の計画に配慮しながら望ましい未来像を描こうとした。事業者、当局、住民の意見を織り交ぜ岐阜市の観光資源を生かした、この街にふさわしい電車の在り方や街づくりを議論しようとした。試みはまだ半ばに過ぎないが、問題の確認と云うステップにできた。

街が巨大なディスプレイであることは、いずれの都市においても変わりない。しかし路面電車を擁するところはそれほど多くはない。現地でもこのことを街の個性として捉える芽は出来てきている。その勢いにも乗せられながら、私たちは路面電車がある街の作りを改めて見直すことを叫び「路面電車なら街をショーケースに入れられる、もっと来させ甲斐ある都市づくりができる」とつづけて伝えて行こうと考えている。


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